日別アーカイブ: 2018年5月8日
自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2018.4.15)
掲載日:2018年05月08日(火)
今年は桜の開花が早く、なみ滝藤原園のソメイヨシノはもう葉桜。その代りに、ミツバツツジ、ヤエザクラ、ヤマフジの花が園内に華やぎを添えていました。なみ滝藤原園の花はどれも色が濃くて鮮やかです。今月は、山菜採り、野菜の苗植えの準備、木のボールペンづくりをしました。
大人が心待ちしている山菜の季節到来。コシアブラ、タカノツメ、ヤマフジ、セリ、ノビル、リョウブ、タラノメを採りました。
山菜採りが終わったら、来月の野菜の苗植えの準備。ハーブ園にある堆肥を一輪車に積んでくじら農園に運びました。
くじら農園では、畑の草取りもしました。
午後からは木のボールペンづくり。桜や榊の枝を好みの長さに切り、先にボールペンの芯を入れる穴を空けてもらいました。切り出しナイフで穴を空けてもらった側を、鉛筆の先と同じように削りました。好みで柄の部分に切り出しナイフやマジックで模様を入れたり、ボールペンのキャップを作る子もいました。
里山子料理(2018.4.15)
掲載日:2018年05月08日(火)
昨年の12月から今年の3月にかけて、子どもたちがヒノキでまな板を作りました。今月からそれを使って料理を作ります。自分達で作った物を使うからか、いつもより堂々としているように思えました。
春と言えば山菜。大人には待ち遠しい旬の食べ物です。でも子どもにはただ苦いだけ。天ぷらにして苦さを少し和らげます。それでもダメな子が多いので、玉ねぎ、人参と一緒にかき揚げにします。これには、彩でヤマフジやヤブツバキの花を加えます。山菜が全く食べられない子もいるので、活動場所で育てているジャンボ椎茸も天ぷらにしました。ご飯に自分で好きな天ぷらを載せて天つゆをかけます。一度苦味を経験している子どもは、自分が食べられるものだけを選び、初めての子は見た目で選びます。余りの苦さに泣きそうになった子どももいました。この苦さは冬場体内に溜まった老廃物を排出してくれるそうです。大人にはありがたいデトックス料理です。子どもの体にはまだ苦味は必要ないのかもしれませんね。
みそ汁には、ベーコン、キャベツ、椎茸と、摘みたてのセリを入れました。
桜の季節なので、おやつは桜餅を作りました。桜餅の葉は、活動場所にあるオオシマザクラの葉を塩漬けしたものです。