11月27日:里山の冬じたく

センス・オブ・ワンダー(Sense of Wonder)、 先生の「何のためにこの活動をしますか」という話の中で出てきた言葉です。 センス・オブ・ワンダーは「感動」のことです。 大人になってもいろいろなことに感動できる人になるために、子供の体験活動を行っています。

レイチェル カールソンの著書『センス オブ ワンダー』 (上遠恵子訳)からの抜粋です。

「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして 新鮮で美くしく、驚きと感動にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になる前に澄み切った洞察力、美しいもの、畏敬すべきものへの直観力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。」

今月は炭焼と木の動物づくりに使うため、コナラの木を3本伐採(間伐)し、皆で「ヨイショ ヨイショ」と山から引っ張り出し、枝を落として1メートルの長さに切りました。1メートルの丸太と切り落とした枝は、いつもの活動場所へ運びました。

大人でも大変な丸太切りです。 初めての子どもは1箇所切るのに30分以上かかります。何回か経験している子どもは、あっという間に切ってしまいます。丸太切りをすると自信がつくのか、子どもたちはいろいろな物に積極的に取り組んでくれるようになります。

大きな枝も、重い丸太も、遊び感覚で運んでくれました。


出来立てホヤホヤのコナラの丸太を使って木の動物づくりを始めました。来年の3月に完成させる予定です。どんな動物ができあがるか楽しみです。

自分たちで育てた鳴門金時を洗って、ぬれ新聞で包んでその上をアルミフォイルで巻いて焼き芋を作りました。焼けすぎて炭になってしまった芋もありました。しっかり働いた後の焼き芋は、甘くてとってもおいしかったです。

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