万葉の植物講座(2012春)

4月25日に、万葉の植物講座を開催しました。
万葉集に登場する160種類の植物のうち、なみ滝藤原園では約70種類が観察できます。
万葉集に詠まれている植物は身近にある植物で、今回は25種類の植物と和歌について学びました。アケビ、アジサイ、アセビ、イロハカエデ、オオシマザクラ、カタクリ、クリ、コウヤボウキ、コナラ、ササユリ、シキミ、シュンラン、スミレ、セリ、ツバキ、ニラ、ネズ(ネズミサシ)、ノビル、ヒカゲノカズラ、マツ、ヤマツツジ、ヤマフジ、ヤマブキ、ヨメナ、ワラビ

残念ながらカタクリの花は散ってしまっていました。

4月15日撮影

大伴家持が、カタクリを詠んだ歌です。

もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井のうえの 堅香子の花 (たくさんのおとめたちが水汲みににぎわっている、寺の井戸のほとりに咲くカタクリの花)

お天気に恵まれ絶好の山菜採り日よりにもなりました。

コシアブラ、タカノツメ、アケビノメ、タラノメ、リョウブ、 ギボウシ、ワラビ、ノカンゾウ、ヤマフジ、ヨメナ、セイタカアワダチソウ、ヨモギ、セリ、サンショウ、たくさんの山菜が採れました。

採った山菜は、早速料理して春の恵みを味わいました。

ヨメナ、セイタカアワダチソウ、リョウブ、ギボウシ、ノカンゾウ、タカノツメは、サッとゆでて刻み、サンショウがたっぷり入った酢味噌と一緒にご飯に載せて食べました。

 

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