里山子料理(2013.3.17)
この日は彼岸の入りということもあり、おやつは伝統食のぼた餅(秋の彼岸はおはぎ)を作りました。作りやすいので中を餡にして外はきな粉をまぶしました。去年は、大きさも形もまちまちの個性豊かなぼた餅でした(それはそれで味わい深かったのですが)。今年は、餡係、ご飯係、ぼた餅係、きな粉係に分業したのが良かったようで、見た目も綺麗なぼたもちができました。
おやつが和風だったので、お昼ご飯はケークサレ(フランスの塩味のケーキ)とニンジンのポタージュスープを作りました。
野菜がたっぷり入った生地をフライパンとピザ窯で焼いてみました。左の写真はフライパンで焼いたもの、下の写真がピザ窯で焼いたものです。どちらも美味しかったですが、ピザ窯の方がふっくら柔らかくでより美味しく感じました。
ニンジンのポタージュスープは米粉でとろみをつけました。ニンジンを小さくつぶす予定でしたが、スタッフがマッシャーを忘れてしまい…. 大きなニンジンも残っていましたがそれはっそれで美味しかったです。
自然体験学習会の指導をしてくださっている西村先生が、子どもたちに「何のために食べますか?」と聞かれたことがあります。先生は「心を育てるために食べます。ただ食べるだけなら牛や豚と一緒です」と言われました。
日本の数々の行事食や季節食、色とりどりでバライティーに富んだ料理が私たちの心を育てているのかなとふと思いました。