シュロ
ヤシ科の常緑樹(じょうりょくじゅ・1年以上枯れない葉を持つ木。冬でも枯れない)。高さ5~10メートル。幹は円柱の形で、こい茶色の繊維(毛みたいなもの)でおおわれています。葉は直径50~80センチ。手のひらの形で、細く何本にも分かれています。(ヤツデの葉も手のひらのように何本も分かれているが、それよりシュロの葉が大きい)5~6月に黄色葉が固まって咲きます。木に生えている繊維(毛みたいなもの)は縄やほうきの材料になります。シュロでできた品物とともに、木を公園などで見た方も多いのではないでしょうか。
そして、私自身このシュロを見ると、(これがシュロという名の木と知らなかった子供時代にも)ハワイとか南国を思い浮かべたものです。後でわかったのだが、これがヤシ科の植物だからそう思ったのでしょう。あるいは私と同じくこう思った方も少なくないような気がしますが、いかがでしょうか。