ヨモギ

ヨモギ_s

 

 

 

 

 

 

 

 

山、土手、道端など広く生えるキク科の多年草(たねんそう・一生<芽が出て枯れるまで>は2年以上続く植物のこと。一度枯れても根は生きていてまた芽を出す)。高さ50~120センチになり、葉は先のとがっただ円形。表面は緑色で、裏には白い毛が多く生えています。9~10月に茎の上に薄い褐色の花が咲きます。花言葉は郷愁(きょうしゅう・ふるさとや昔を思うこと)。見た目も以下に説明する用途もこう思えてくるものです。

有名かもしれませんが、この草は食べることができ、春に生えたての芽をとり、大きくなったものは茎の先をとり、ゆでて細かく刻み、もちと一緒について草もち(ヨモギもち)を作ります。また、よくゆでて水にさらしてあえ物にしたり、天ぷらにもします。(ヨモギもちもいいが天ぷらもおいしい。ご存じの方もいると思いますが、ヨモギは苦味が魅力。そしてこのサイトのコーナー「子料理レシピ」にあるが、小学生対象の自然体験学習会でヨモギオムレットなるスイーツを作ったが、苦味は甘さと一緒になるとより魅力が出るのでしょう)

葉を乾かして両手でよくもむと白い綿毛のかたまりが残りますが、これがおきゅうに使われる「もぐさ」です。漢字でヨモギは蓬と書きますが、もぐさがよく燃えることから「善燃草」とも書きます。

 

 

 

 

 

 

 

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