ヒヨクヒバ
ヒノキ科の常緑樹(じょうりょくじゅ・1年以上枯れない葉を持つ木。冬でも枯れない)。高さ4~15メートルになります。これはサワラというヒノキ科の木の仲間で、サワラやヒノキと同じように長細い葉を持っています。4月ごろ紫っぽい茶色い花が咲き、10月ごろに黄色い実がなります。庭木や生け垣、公園で見ることが多いです。
このヒヨクヒバは枝が細長く(長いものは約30センチになる)、糸のようにたれ下がることからイトヒバとも呼ばれています。なみ滝藤原園にはヒノキもありますが、これとヒヨクヒバは本当に似ています。(どっちもヒノキ科だから当たり前か)この木は並滝池付近にあり、地面にでんと1本立っています。実際にこの木を見ると、細長い葉を持つ個性的な木と思ったり、堂々とそびえたつ大きな木と思ったりするのではないでしょうか。(私は個性ある木と思いました)
メセナSUN-CLUB学びの森では万葉集(まんようしゅう)という奈良時代の歌集に植物を学び、親しむ万葉の植物講座を行っていますが、これにちなんでつたないながら一句。(万葉集に俳句はないが)
ヒヨクヒバ 私に語る ようこそと
それから、このヒヨクヒバの向かいに並滝寺池があります(釣りどころ)。2013年9月28日現在、この日メセナSUN-CLUB学びの森の行事として里山交流会を行い、その中で上に書いた並滝寺池にて釣りをしました。ブルーギルなど釣った魚は南蛮づけ(魚をあげたものをタマネギなど野菜を入れた<ここではタマネギを使った>酢じょうゆだれにつけたもの)にしていただきました。我々メセナSUN-CLUBスタッフと参加者の方ともに楽しい時を過ごしました。メセナSUN-CLUB学びの森ではこれ以外にも万葉の植物講座やその他カルチャー教室、実際にピザを作って自然に囲まれて味わおうというピザ作り体験といった様々な行事をしています。自然に興味のある方、料理に興味があって作ってみたい方、自然に興味のある方、学んでみたい方、ご参加をお待ちしています。くわしくはこのサイトのそれぞれ該当する欄をごらんください。