テイカカズラ

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キョウチクトウ科の常緑(じょうりょく)ツル性の木。(季節を問わず葉は緑。冬でも葉はおちないのだ。そしてこの木は「ツル性」だが、文字通りツルをのばして大きくなる植物である。他にもサルトリイバラやヘクソカズラなどがある)林の中に生えています。漢字で書くと定家葛。

茎は生えたての時は地面をはうが、その後木や岩にからみついてのびます。葉は対生(たいせい・2枚の葉が対になって生えること)し、長さ3~7センチのだ円形です。5~6月に木いっぱいに直径2~3センチの香りのある花が咲きます。花は最初は白色ですが、その後うすい黄色になります。また、花のあとに15~25センチの長さの糸みたいな赤い実がなり(ミミズみたい)、そこから種がたくさん出ます。この木は江戸時代から栽培されており、庭木など園芸向けの木とされています。

写真にあるテイカカズラはなみ滝藤原園でなく、その近くの藤原園に向かう道の途中にありました。2013年6月に撮影したのですが、白い花がたくさん咲いている様はすごいというか何というか、とにかく圧倒的という言葉が似合う気がしました。サクラとかフジでもそうですが、たくさん花が咲いている様子を見ると、美しいとともに圧倒される感じがします。

 

 

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