2013自然体験キャンプ
8月8~11日まで3泊4日のキャンプをしました。今年は、小学3~6年生33名が参加しました。
このキャンプでは、自分たちで準備から片付けまで全てやらないと誰もやってくれません。そんなわけで、子どもたちはキャンプ中に使うテントを張り、小刀を使って竹のはしとコップを作りました。
食事も全て自分たちで用意しました。鍋を使ってご飯を炊き、そうめん、すきやき丼、山賊むすび、キーマカレー、ナン、照り焼きチキンなどを作りました。さすがに全食作るのは大変だったようで、お母さんの大変さがわかったという子どもも何人かいました。
鉈を使って竹のコップづくり。コップにちょうどいい大きさになるようノコで竹を切ります。竹の内側から3ミリぐらいを残すようにして、外側を鉈で落として八角形のコップを作ります。残すところが薄くなりすぎ、割ってる最中に竹が割れてしまったり穴が開いたりして、「もう一度竹を切きりから」ということになった子も何人かいました。
炎天下での虚空蔵山登山。暑さに負けず、皆で励ましあって登りました。頂上から見える、並滝寺池や八本松、西条方面の景色はとても美しかったです。
毎年登山をした後は、子どもたちのチームワークがとても良くなります。
並滝寺池で竹のいかだ遊び。4人の息が合わないと思うように進まず、同じ場所をウロウロしたり、風に流され思いもよらぬ所に行ってしまうこともあります。だいたい3~5分で「帰っておいでコール」を出しますが、それからが大変。岸にたどりつくまで10分近くかかります。 皆で息を合わせること、協力することの大切さを学ぶ貴重な体験です。
ランタンの火を囲んでキャンプファイヤー。歌やレクダンス、スタンツ(班の出し物)で友情を深めました。
各班のスタンツ。キャンプ中の出来事を替え歌や、寸劇、俳句などにして発表。一番良かった班がスイカ割りができるので、どの班も工夫をこらしたスタンツを披露してくれました。
キャンプ最終日。キャンプ中に使った調理用具や食器を綺麗に洗って返却します。「100%でなければダメとは言わないけど100%にして欲しい」。チェックが厳しく1回でパスする班はいません。
昨年も参加していた子が、「食器チェックと10秒シャワーだけは覚えている」と言ってました。子どもの記憶に残ることらしいのでこれからも続けます。
テントを綺麗に片付け、使った場所の掃除もしました。