ウマノアシガタ

ウマノアシガタ_s

 

 

 

 

 

 

 

日当たりのよい山野に生えるキンポウゲ科の多年草。(たねんそう・芽が出て枯れるまでのいわゆる一生が2年以上の植物。一度枯れても根は生きていてまた芽を出す)茎は40~60センチと長く、3~6月、その先に直径1.5~2センチの5枚の花びらの花が咲きます。写真のように黄色くつやつやしています。そういうわけでこの花は英語では「バターカップ」という名まえで呼ばれています。ケーキを焼く容器の中にバターを塗ってテカテカに光っている感じです。葉は根もとに生えています。いわば根生葉(こんせいよう・下にあり、根から生えているように見える葉のこと。しかし、実際は茎から生えている)の状態です。

この花は本当に独特、といいたくなるような形を持っています。長い茎、黄色いつやつやした花、独特という言葉が似合うと思うのは私だけではない、と思うのです。(このウマノアシガタを見てロウバイという梅の花を思い出しました。このウメも黄色い花で、ろうそくの蝋の感じがする花です。ロウバイとウマノアシガタの花が似ていると思うのは私だけでしょうか。まあ、両者は形は違いますが。あと、この写真はなみ滝藤原園のさんや荘という建物のそばで撮りました)そして葉の形が馬のひづめに似ていることから「馬の脚形(ウマノアシガタ)」という名がつきました。ちなみにこの花の花言葉は毒舌(どくぜつ・物事をするどく、強烈な言葉で表現すること、といったところでしょうか。テレビに出る芸能人で毒舌といわれる人の言葉を思い出せば感じはわかると思います)です。

そして、ウマノアシガタはきれいですが、草全体や茎の汁に毒があり、皮膚炎や腹痛など重い症状になるので注意しなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

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