アカメガシワ

アカメガシワ_s

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカメガシワ葉のアップ_s

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋のアカメガシワ_s

 

 

 

 

 

 

 

山野に生えるトウダイグサ科の落葉樹(らくようじゅ・毎年葉が枯れて、一定期間休眠する<といっても春にまた花や葉がつくように栄養や力をためているのである>木のこと)。高さは5~10メートル。木の皮は灰色で、たてに浅い割れ目があります。葉は互生(ごせい・たがいちがいに生えること)し、長さ10~20センチの卵形で、先がとがっています。葉が生えたての時は、写真のように赤色をしています。この葉は秋になると、黄色い葉の写真を見ればわかるように黄色になります。(黄色の葉の写真を撮ったのは2013年11月だが、他の写真の緑や赤の葉もよいが、黄色もきれいである)

7月ごろに枝の先に花が咲きます。花にはお花とめ花があり、お花は黄色く、め花は赤色をしています。花のあとにはやわらかいとげに包まれた実がなり、熟すと黒っぽい紫色の種になります。このアカメガシワは生えたての芽が赤いことからこの名まえがつきました。また、カシワの葉(カシワという木の葉である。かしわもちはサルトリイバラ<里山の植物図鑑にこの項目がありますのでごらんください>の葉に包むことが多いが、カシワの葉に包むのが本来のスタイルである)のように昔、食べ物をのせるのに使われました。

ここにある3枚のアカメガシワの写真は夏から秋にかけて撮ったのですが、季節によって違う姿を見せてくる楽しい木です。まあ、そういう木は多いけど、このアカメガシワも緑の時も黄色の時もきれいで、見ていて楽しくなるのは私だけでしょうか。なみ滝藤原園の池のそばや畑に生えています。

 

 

 

 

 

 

 

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