里山カルチャー教室:草木染
柿渋染めで洋服を作っておられる染色デザイナーの出本正彦先生に草木染を教えてもらいました。
この日は、なみ滝藤原園内で採取したヤシャブシの実(バケツ2杯分)を使って着物の裏地と綿ガーゼ(ストールサイズ)を染めました。
お湯が沸くのを待ちながら、布のあちこちをつまんで輪ゴムをぐるぐる巻きにしました。輪ゴムを巻いたところは染まらず模様になります。
ヤシャブシを煮出した液に布を浸します。時間をかけた方がいいということでしたので、布を浸したまま湖粋園で食事をしました。
木酢酸鉄又はみょうばんの媒染液に布を浸してしばらくすると布に色がついてきました。写真は木酢酸鉄の媒染液です。
媒染液から出して干して乾かします。 乾いたら水洗いして干します。木酢酸鉄は灰色に、みょうばんはベージュ系に染まりました。
媒染液につけてから乾かす、この作業を繰り返すと濃い色に染まるそうです。
綿ガーゼより着物の裏地(正絹)が染まりやすかったです。