ウラジロ

ウラジロ_sウラジロの裏_s

 

 

 

 

 

 

 

東北地方南部より西から沖縄の山や海岸に生えているウラジロ科の常緑性(季節を問わず緑色を保っているのだ)のシダ。まあ簡単に言えばシダの仲間です。高さは80~200センチ。葉の裏には毛が生えていて、これが最大の特徴でしょうが、裏は下の写真のように粉をふいたように白色です。2枚の写真のように表が緑、裏が白。だからウラジロ(裏白)ですね。このウラジロはお正月のかざりによく使われ、見た方も多いのではないでしょうか。

このウラジロはシダの仲間ですが、ワラビやゼンマイ、スギナ(ツクシの大きくなった姿)、この里山の植物図鑑にあるヒカゲノカズラもシダの仲間です。シダの仲間の植物は胞子(ほうし)という種にあたるものを出して仲間を増やし、このウラジロも胞子を出して、仲間を増やしているわけです。

お正月のかざりと書いたのでついでに。2013年12月19日に里山カルチャー教室として、正月の飾りづくりをなみ滝藤原園にて行いました。植物を使って自分の正月の飾りを作っていつもと違うお正月を楽しむ、というものです。(特に秋は木の葉が赤や黄色に変わり、いろんな色が楽しめます。私はいつも眺めていますが、いい景色というほかありません。春や夏、冬の景色もよいので、今後も里山カルチャー教室へのお越しをお待ちしております)この里山カルチャー教室ではこけ玉づくりや草木染め(2013年11月21日に行ったが、ヤシャブシの実で布を染めました)など自然を学び、楽しむいろいろな行事を行います。くわしくはこのサイトのホーム「一般:里山カルチャー教室」をごらんください。

 

 

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