タラノメ

別名タラノキ。よく日の当たる山の斜面や林縁、荒地などに生える落葉低木(時期が来たら葉が落ちる高さの低い木)。漢字で書くと楤木。

市販もされる、人気の高い山菜です。高さは3メートルほどになり、葉は複数の小葉(しょうよう)と呼ばれる葉の一部が複数集まり、1枚の葉になっています(このような葉のでき方を複葉<ふくよう>という。逆に小葉の集まりがなく、1枚で葉になっているものを短葉<たんよう>という)。また、花はヤツデの花に似ています。(タラノメもヤツデもウコギ科の植物だから当然でしょうか)

新芽はそのまま焼いたり煮物にしたり、葉は天ぷらやあえ物にします。(これもおいしい。おいしいばかり言って恐縮だが)私個人はてんぷらが好きです。

幹や茎、葉には鋭いとげがあるので採集にが手袋など準備が必要です。(食べるときもとげに気をつける必要がありそうです。そして、某テレビ番組によるとタラノメにはベータカロテンなる栄養があって体にいいそうです)

また、根こそぎ採ると枯れてしまうことがあるので、採るのは先だけにするといった配慮も必要になります。

ついでに。2014年4月24日、なみ滝藤原園にて里山カルチャー教室として、山菜を採り、山野草について学ぶ「山野草採取」を行いました。藤原園内で自然に親しみ、山菜を採り、学び、山菜料理をいただきました。また、4月26日には同じく里山カルチャー教室として、コンテナガーデンづくりを行いました。先生にコンテナガーデン(小さな花壇と言いましょうか)の作り方を教えていただき、作ってみようというものです。この里山カルチャー教室では草木染め(2013年11月21日に行ったが、ヤシャブシの実で布を染めました)や自然の写真撮影など自然を学び、楽しむいろいろな行事を行っています。くわしくはこのサイトのホーム「一般:里山カルチャー教室」をごらんください。

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