キランソウ

キランソウ

 

 

 

 

 

 

 

道ばたや山野に生えるシソ科の多年草(たねんそう・芽が出て枯れるまでのいわゆる一生が2年以上の植物。一度枯れても根は生きていてまた芽を出す)。地面をはうように横に広がっています。茎や葉には毛が生えていて、葉は対生(たいせい・2枚の葉が対になって生えること)し、ぎざぎざがあります。

3~5月に写真のように紫色の小さな花が咲きます。この草は漢字で金瘡小草と書き、またの名はジゴクノカマノフタ。何かすごい別名ですが、薬草として知られ、地獄にふたをして、病人をこの世に戻すほど効き目があるといわれることからこう呼ばれています。切り傷や胃腸にききます。この草の花言葉は「健康をあなたへ」。うなずけますね。

写真は2014年4月下旬に撮ったものです。花が集まって咲いているからか、きれいと思いました。そして、キランソウは大きくなく、目立つような草ではないでしょうが、花はきれいで、薬草としても知られる。まさにキランソウは小さな巨人です、なんちゃって。

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