自然体験活動指導者研修(2014.10.25~26)

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自然体験活動で自信を持って指導し一定の効果が出せるようにするため、基礎的な知識や技術を身につけてもらいました。

なみ滝藤原園にある『万葉の森』を歩きながら、植物の名前や特徴、万葉集で植物を詠んだ和歌、葉の付き方(互生、対生、十字対生、輪生)、葉の形(単葉、三出複葉、掌状複葉、羽状複用等)を学びました。

 

 

 

 

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木を切ったり、竹等を使ってクラフト等をする時には、目的に合った道具を使うことと道具の手入れをすることが大切です。

ノコの違いを実感してもらうため、孟宗竹を3種類のノコ(生木、竹、木工用)で切ってもらいました。切り出しナイフも研ぎい方を教わって研ぎました。

 

 

 

 

 

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ノコの使い方もわかったところで、度胸づけもかねてコナラの大木(樹齢80年ぐらい)を、参加者で協力し1時間かけて倒しました。

まず倒したい方向を決めて、倒したい側にナタで「くの字」の切れ込みを入れ反対側からノコを入れます。最後はナタとノコで両側からアタックし、コナラは予定していた方向に倒れてくれました。

 

 

 

 

 

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竹の割り方を教えてもらい、各自料理の取り分けに使うのスプーンとフォーク用に竹を割りました。先生の見本を参考にスプーンとフォークのデザインを決め、切り出しナイフで仕上げました。

 

 

 

 

 

 

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研修の最後は自然観察実習。参加者にミニ自然体験会をしてもらいました。 針葉樹と広葉樹の違い、葉っぱの形を利用したじゃんけんゲームや神経衰弱など、いつもとは違った視点で自然を楽しみました。

 

 

 

 

 

 

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キャンプで料理は欠かせないので、お昼ごはんを作りました。参加者は日頃料理をしていない人が多いので、まず食材を上手に切れるようになってもらうため、きんぴらと豚汁を作りました。きんぴらには、ごぼう、ニンジン、ヤーコン、竹輪、豚汁にはじゃがいも、里いも、ニンジン、こんにゃくを入れました。ちなみに。ニンジン、ヤーコン、じゃがいも、里いもは、前日に活動場所にある「くじら農園」で収穫したものです。 ごはんは鍋で炊きました。

2日目は燻製を作ることにし、予算を決めてその範囲内でメニューと燻製にする食材を参加者に決めてもらいました。彼らが決めたメニューは味噌汁と豚しゃぶサラダ。燻製は、ゆで卵、チーズ、ししゃも、ソーセージ、ハム。 味噌汁には前日のコナラ切りの時に見つけたなめたけを入れました。

 

 

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