自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2015.1.18)
土曜日は寒く時々雪も舞いましたが、この日は天候に恵まれ1月にしては穏やかな一日でした。スタッフが活動場所に行く途中、道沿いに設置されている温度計がマイナス5度の所が数か所ありました。今年も活動場所の水が出ないと思っていましたが、幸い水道は凍結しておらず助かりました。12月はとても寒かったですが、今年は寒に入っても底冷えという感じがしません。地球温暖化の影響でしょうか。
毎月の自然体験活動を通して、里山の植物・生き物 植物の栽培・活用、野外料理に関する知識と技術が目標レベルに達した子どもを『こども里山レンジャー』として認定しています。今回6人が『こども里山レンジャー』となりました。早速もらったバッチを胸や帽子につけて誇らしそうでした。
11月に50センチの長さにしたコナラの丸太を薪割り機で割り、一輪車に乗せて活動場所から炭焼き小屋(500メートルぐらい)まで運び、炭焼き釜に詰めました。薪割り機のエンジンかけ、薪の上に敷き詰める生木切り、炭焼き窯の蓋の上を塞ぐ土堀りなど遊び感覚で自発的に取り組んでいました。
出来上がった炭は、ピザ窯でピザやケーキ等を焼く時に使います。
霜柱を取って遊んでいたので、お昼休みにルーペで観察してみることになりました。土ばっかり見えたらしいです。
炊飯棟の壁に漆塗を手塗りしました。「ビフォアフター」みたいと楽しそうにやっていました。塗りながらいたずら書きする子どもがいたので、字以外だった何でもいいということで絵を描いたり手形をつけてもらいました。
活動場所には、万葉集で詠まれている植物がたくさんあります。くじら先生の自然観察では毎回和歌も教えてもらっています。教えてもらうだけではつまらないので、今年は子どもたちも和歌を詠んでコンクールに応募することにしました。目標があるからでしょうか、普段とは取り組み方が少し違っているように感じました。