里山交流会:野鳥の観察&春の天体観測(2015.5.23)

CIMG1873「通常野鳥は午前中と夕方活動し午後3時ごろは休憩中で姿を現さない」と打合せの時に指導して下さる原先生に言われました。でも、交流会は天体観測との抱き合わせなので、強行突破で午後3時開始。 幸いこの日は曇りだったため、活動場所のあちこちで鳥の鳴き声が聞こえ姿を見ることもできました。原先生が鳥の鳴き声を聞き「今〇〇が鳴いたね」と言われると、鳴き声に合わせるように子どもたちがピーチクパーチクしゃべりまくるので、鳥さんは黙ってしまいました。 キツツキさんが木に開けた穴を見て、「これは木の中にいる虫を食べるために開けたんだよ」とか「あの穴にはちょっと前まで住んでたよ」と話されながら野鳥の観察を進めて下さいました。 この日観察できたり鳴き声を聞いた野鳥は、ホトトギス、コゲラ、アオゲラ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ヤブサメ、メジロ、キビタキ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ。ちなみに活動場所の並滝には約50種類の野鳥がいるらしいです。

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野鳥の観察中に出会った虫さんたちも観察しました。カナヘビ、トノサマガエル、アマガエル、シュレーゲルアオガエル(声のみ)、ツチガエル、アカハライモリ、ラミーカミキリ、キンモンガ、尺取り虫、ヨコヅナサシガメ、アリジコク(ウスバカゲロウの幼虫)、コマダラウスバカゲロウの幼虫、春ゼミ(声だけ)、ヒシバッタ、カマドウマ、モノサシトンボ、サラサヤンマ。 その他、子どもやちはトカゲも見たそうです。写真はコマダラウスバカゲロウの幼虫を探しているところです。爬虫類好きの子どもはカナヘビをゲットして大喜び。大切にお持ち帰りいただきました。

 

 

 

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曇り空のため天体観測はできず室内で、5月23日東広島午後8時過ぎの天体の映像や吉田先生が撮影されたオーロラの写真をみながら天体の話を聞きました。打合せの時「多分子どもは飽きてしまうと思うので、先生のお仕事とかの話も交えて下さい」とお願いしておきました。予想通り天体の話が始まって30分もすると、小学1年の子どもたちは先生の話をよそに楽しそうにお絵かきを始めました。最後に子どもたちが描いた絵を見せてもらうと、吉田先生が話されたことが絵になっていました。これには感動しました。子どもの感性は素晴らしいですね。

 

 

 

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晩御飯は皆でピザを作って食べました。人の顔に見立てたトッピングもありました(ピーマンを入れたくなかったようです)

 

 

 

 

 

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