自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2015.9.20)
平成21年9月から始まった自然体験学習会、おかげさまで7年目の活動を始めることができました。最初の3年は毎月の参加者が7~8人で、いつまで続けられるんだろうかと思っていました。心配した保護者の方がお友達を誘ってくださったりしたおかげで参加者が徐々に増え、活動を続けることができました。支えてくださった皆様ありがとうございました。
9月に入ってからも雨続き。きっと自然体験学習会の頃には天候が回復するだろうと思っていた通り、青空が広がった爽やかなお日和となりました。
5月に「くじら農園」に植えた安納芋を掘りました。昨年は手掘りをして芋の皮がむけてしまったので、今年はスコップで芋を掘り上げ傷をつけなうようにする予定でした。ちなみにさつま芋は皮がむけた所や傷がついた所があるとそかから傷みが広がって保存できなくなります。 子どもたちは最初は傷つけないよう慎重に掘っていたのですが、掘る量が半端でなかったので集中力が切れてしまい、今年も傷がついてしまいました。早めに食べないといけないので、来月焼き芋やスイートポテトにします。ピザ窯で焼く焼き芋は格別です。
芋ほりのあと、草木染に使うセイタカアワダチソウを取りました。 花粉症を引き起こしたり、ものすごい勢いで繁殖するやっかいものの植物ですが、春の新芽は天ぷらにできるし、大きくなると草木染に使えます。はさみと一緒でセイタカアワダチソウも使いようですね。
草木染で模様をつけるために、エコバックをビーズ、おはじき、ビー玉を使って絞ったり、洗濯バサミや竹で挟んで、セイタカアワダチソウを煮出した液に20分入れました。その後ミョウバンを溶かした液に20分つけると、バックが黄色に染まります。色を濃くするためにもう一度この作業を繰り返し、最後に煮出し液につけて出来上がり。
絞ってたり挟むのに使っていた材料をはずすと模様が現れます。希望通りの模様になったかな?