自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2015.10.18)
10月に入ってからびっくりするぐらい良い天気が続いていました。ニュースによると、10月1日に雨が降っただけとか。第3日曜日まで天気が続いて欲しいという願いが届いたようで、この日も良いお天気となりました。10月も中旬になると並滝の朝は肌寒くストーブがあってもいいかなという気温になりますが、日が照ってくると活動するのに丁度いいぐらいになりました。
10月は毎年、孟宗竹を1本切ってクラフトをします。今年は、全員がマイはしを作り、3年生はコップ、4~6年生はバターナイフか竹トンボを作りました。箸の形はシンプルですが作るのは結構難しく、上手に切り出しナイフが使えないとガタガタになってしまいます。また、子どもたちは先を細くしようと思いすぎるのか、スタッフが気づいた時には爪楊枝のように細くなっていることもしばしばです。5~6年生になると切り出しナイフが上手く使えるようになるので、できたものが箸らしくなります。コップは、節の下側2センチぐらいの所と節の上側7~8センチの所をノコで切り、ナタで外側を8角形になるように落として作ります。3年生はコップ作りを通してノコの引き方やナタの使い方を学びます。バターナイフは先生の見本を見ただけでは作り方がわからず苦戦。竹にマジックでバターナイフの形を書いて先をちょっと削っただけの子どももいました。
いつもは午前中はおやつタイムはないのですが、ピザ窯で焼いていた安納芋(先月「くじら農園」で掘ったもの)が焼けたので特別に。殆どの子どもにとって、今まで食べたことのないお味。あまりお美味しさに止まらなくなり、みんな2~3本食べたようです。
朝「くじら農園」で収穫しゆでたピーナツ。あれだけ安納芋を沢山食べたのに、ピーナツもおいしくて、どんどん口の中へ入っていきます。子どもの胃袋の大きさにビックリです。
子どもたちは、ピザ窯でローストしたピーナツが大好き。今年もたくさんピーナツが食べられるよう「くじら農園」でピーナツ堀りをしました。 土の上に茂っているピーナツの葉っぱを思いっきり引っ張り上げると、土の中に隠れていたピーナツが根っこにくっついて顔を出します。よく実が入っているものだけを根からはずして収穫しました。