自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2015.11.15)

DSC_0026予報では土曜日の夜には止むはずであった雨が夜中も降り続いていました。幸い明け方には上がり予定通り外で活動できました。

今月はコナラの丸太切り。 コナラの木は、薪、炭、椎茸の原木等の使い道があります。11月11日に東広島市市民協働センター主催の「里山の暮らし仕掛け人講座」の参加者が倒したコナラの木を、用途に合わせ50センチと1メーター幅に切り落としました。 直径10センチぐらいのものだと30~40分で切れますが、20センチぐらいとなると切れるまで1時間半近くかかりました。参加者が多いと少し楽ができるのですが、こういう日に限って地域や学校行事が重なってしまいました。そのため参加した子どもたちは殆ど休みなく2時間ノコを引き続けました。

 

 

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もう少しで切れそうに見えるのですが、ここからがやたらと長い。子どもたちが疲れてくるので、スタッフや学生が手伝いますが、子どもの達成感を奪わないようどこで止めるか判断がとっても難しいです。 結局この状態から30分近く、スタッフと学生が切れていない所を探したり、切りやすいように下に入れている木の位置を動かしたりしながら頑張ってもらいました。

ひたすらノコを前後に動かし続けるだけですが、子どもなりにどうやったら切れるか考えながら木と格闘しています。単純な作業だけに、切れるまでとてつもなく長く感じているのではないかと思います。その分達成感もひとしおのようで、自信のようなものがみなぎってきます。丸太切りを体験した子どもは、その後の活動への取り組み方が違ってきます。そんなわけで子どもたちにぜひ体験してもらいたいプログラムの一つです。

 

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丸太切りを頑張ったあとは、安納芋と紅はるかの焼き芋、ピーナツ、チーズでエネルギーチャージ。子どもはしっかり体を動かし、スタッフと学生はしかり口を動かした後だけに、美味しさも格別。お昼前なのに、そんなのお構いなくお腹いっぱいいただきました。

 

 

 

 

 

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お昼ごはんをしっかり食べ元気もりもりとなったので、くじら農園で玉ネギ1000本植えました(スタッフは1200~1300本あったのではないかと言ってます)。学生に鍬で植える溝を掘ってもらい、そこに等間隔で玉ネギの苗を置いて根元に土をかけました。あとで直す必要がないよう丁寧に綺麗に植えたので、全部植え終わるまで1時間以上かかりました。子どもたちが頑張ってくれたから、来年こそは大きな玉ネギができるかな。 ちなみにここの玉ネギだと、スタッフでも美味しいピザソースを作ることができます。

 

 

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