自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2015.12.20)

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平成27年最後の自然体験学習会は「こども里山レンジャー」の認定式から。 里山の植物、里山の生き物、植物の活用、植物の栽培、野外料理に関する知識と技術が一定レベルに達した子どもを「こども里山レジャー」に認定しています。今年は、新たに4人の「こども里山レンジャー」が誕生しました。 始めの会で自然体験学習会の指導をしている西村副理事長が認定証と記念のバッチを贈呈しました。

 

 

 

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12月は里山の遊びを伝えるために、毎年孟宗竹を使って竹トンボを作っています。あらかじめ羽の角度が20度になるよう加工してある竹を、小刀で厚さ2ミリぐらいになるよう削ります。力がいるので3~4年生には大変な作業です。竹の表と裏を均等に削ると羽の角度を保ったまま薄くすることができるのですが、子どもたちは表ばっかり削って薄くしようとします。それだと角度が崩れ羽の幅(特に先の方)がどんどん狭くなります。 羽が完成したら心棒作り。羽に開けてある穴に入るよう心棒用の竹を削ります。子どもたちは竹を細くすることだけに集中してしまうので、とっても細くて先が爪楊枝のような心棒を作ってしまいます。これだと羽とプロペラのバランスが悪くてあまり飛びません。

 

 

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出来上がったマイ竹トンボで、飛距離と滞空時間を競いました。

 

 

 

 

 

 

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ハーブ園ができたので次は薬草園を作ります。ハーブも薬草も似たようなもんですが。 落ち葉を肥料袋に詰めて薬草園にする所まで運んで畑に入れました。 ちなみに畑の形はE。 向かい合う形で畑が5つずつ。 E5E5(いーごいーご → いーこいーこ)。 とってもよく働くいい子たちです

 

 

 

 

 

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藤原園の駐車場近くにあった炭焼小屋と炭焼窯を野外活動施設内のピザ窯の横に移設しました。 落ち葉を薬草園に持って行った帰りに、炭焼窯に使う土を掘って一輪車で運びました。 子どもたちはスコップや一輪車を使うのは大好き。 とても楽しそうに土を掘っていました。高い所高い所を掘りたがるので、スタッフはハラハラ。

 

 

 

 

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子どもたちが掘って運んだ土を、炭焼窯とトタンの間にぎっしり詰めました。

 

 

 

 

 

 

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これまで冬芽の観察をしたことがなかったので、クロモジの芽を観察しました。暖冬の影響でしょうか、芽がかなりふくらんでいました。 この調子だと2月中に花が咲いてしまいそうです。

 

 

 

 

 

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