自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2016.3.20)
3月に入り「なみ滝藤原園」では、クロモジ(黄色)やアセビ(白)の花が咲き始めました。2月中旬ごろから黄色や白の花を目にするようになり、その後梅や桜の薄いピンクの花が咲き4月中旬ごろから少し濃いめのピンクや青系の花が咲き、暑くなるのに比例して花の色もだんだん濃くなっていくようです。何故そうなのかわからないですが、自然界は面白いですね。
1月から作り始めた竹飛行機もいよいよ仕上げです。2月の出来具合を見る限りでは3月に完成させるのは難しい感じでしいた。自然体験学習会を手伝って下さっている当法人の会員の方が、できることなら完成品を持って帰らせたいと、人数分のパーツを作って下さいました。幸せな子どもたちです。お蔭で全員竹飛行機を完成させることができ大満足でした。竹飛行機を完成させたくて、骨折しているにもかかわらず松葉杖で参加した子どももいたので本当に良かったです。
活動場所で育てている椎茸が食べごろになったので、採りたてを炭火で焼いてもらって食べました。コナラの木で育てたジャンボ椎茸は肉厚でとっても美味しいです。ちなみに炭も活動場所で作ったものです。 こんな贅沢できる人はあまりいないと思うのですが、子どもにはそのありがたみが分からない。
焚火大好きな子どもには、「火のまわりで遊んではダメ」と何回言っても無駄。火のついた木や枝を缶から外に出すと叱られてしまうので、叱られない遊び方を考えたようです。
自然体験学習会で子どもの活動をサポートしてくれている学生が考えてくれた「レターボクシング」というゲームをしました。
問題の入った袋が、その問題にふさわしい場所にかけてあります。子どもたちは渡された地図を見なが問題を探し答えていきました。問題は自然体験学習会で学んだことの中から出題されていました。
とても楽しかったようで、ゲームが終わるまでずーっと「なみ滝藤原園」内にとても大きなはしゃぎ声が響き渡っていました。 これが街中の公園であればご近所さんから苦情がきてると思います。山の中で良かった。