自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2016.6.19)
6月10日過ぎ頃から、なみ滝藤原園内のアジサイがブルーやピンクに色づき始めました。梅雨時に咲く花だからでしょうか、雨が降るとアジサイの色が一層鮮やかになるような気がします。ちなみにアジサイは気象庁の生物季節観測の対象植物の一つです。
梅雨に入ってからお日様を見る日が少ないように感じます。自然体験学習会を初めて以来、第3日曜日が雨の日はめったになく、降ったとしても予定していた活動ができなかったことはありませんでした。 6月の第3日曜日が雨になったのは初めてで、虚空蔵山登りは7月のキャンプ中に登ることにしました。
登山の代わりに、竹トンボとテントサイトのナンバープレートを作り、並滝寺池で釣りをしました。
自然体験学習会が始まる前に、西村先生と学生が子どもたちが作りやすいように竹トンボキットを作りました。 羽の幅と角度を保ちながら厚さが1.5~2ミリになるように切り出しナイフで削ります。薄くしようとするとどうしても羽の幅が狭くなってしまうので、削る部分が分かるように横にマジックで目印をつけると、上手に削ることができました。
自慢のマイ竹トンボが、どれだけ遠くに飛ぶか競争しました。
コナラのプレートに番号を書いてテントサイトのナンバープレートを作りました。大人には絶対書けない、個性あふれるプレートができました。
1時間ぐらいかかるかと思っていたのですが、早く釣りをしたかったのか、皆なが集中して書いたので30分ぐらいで終わりました。
釣りのエサはブルーギルが大好きなミミズ。 くじら農園でミミズをたくさん掘ってブルーギルのぽっとん釣りをしました。
最初はとても調子がよく入れ食いでしたが、ブルーギルが危険を察して逃げたのか突然釣れなくなりました。最後はじっと我慢の釣りになりましたが、全員釣ることができました。
天気には恵まれませんでしたが、子どもたちには楽しい一日だったようです。