森の生活体験教室:秋冬編(11月)
4~7月の春夏編に続いて11月から秋冬編が始まりました。
春夏編でチェーンソーの基本的な使い方を習ったので、秋冬編の第1回目はチェーンソーの使い方の応用。まず、チェーンソーの刃のはずし方と取り付け方、掃除の仕方、チエーンソーの張りの調整、刃の研ぎ方を学びました。
チエーンソーで木を倒すのは初めての人が多かったので、周りに邪魔になる木がなくて作業しやすい場所を選びました。 この日は松の木を6本伐ってもらいました。
松を倒す方向に受け口を作り、反対側から受け口の高さの2/3ぐらいの所を切って行きました。 直径の1/10ぐらいの幅を残すぐらいで切るのを止めると、松が予定してた方向に倒れました。 そのまま切ると池の中に倒れそうな松は、チェーンソーで切る人とロープを引っ張る人が協力して、予定している場所に倒しました。
倒した松は、根本から順に枝を落とし、幹は1メートルぐらいの長さに切りました。
松の伐倒で体を動かした後のちゃんこ鍋がとてもおいしかったです。
お昼からは、丸太ストーブを作りながらチェーンソーのいろいろな使い方を学びました。
今年の2月に倒した杉の丸太の上半分に、チェーンソーで十字の切れ目を入れました。次に十字の切れ目の下側をくり抜いて焚口を作りました。
最後に、上にやかんや鍋を置いた時に安定するよう凹みをつけました。
焚口から焚くだけではなかなか丸太の内側に火が着かないので、最初は上からも炊きました(夏下冬上です)。丸太の内側に火が着いたらやかんを置いて湯が沸かせるか試しました。 湯が沸くまで、くじら農園で収穫してローストした殻つきピーナツを食べて待ちました。湯が早く沸くようピーナツの殻は焚口にくべました。
お湯が沸いたので、コーヒーで一杯。 丸太ストーブのほんわかした暖かさとゆらめく炎に癒されながら、贅沢な一時。最高でした。
丸太ストーブを上から見ると。