里山子料理(2017.4.16)

4月~5月始めは、山の恵みを堪能できる絶好の時期です。ギボウシ、ユキノシタ、アケビの芽、リョウブ、タラの芽、コシアブラ、タカノツメ、ワラビ、ノビル、ヨメナ、etc.

この山菜、苦味があるので子どもには不人気。何とか食べさせたいので、ニンジン、玉ねぎ、シーチキンに混ぜてかき揚げにしました。リョウブ、ヨメナ、セイタカアワダチソウ、ヨモギをちぎって入れ、彩にヤブツバキの花を加えました。こうすると苦味も和らぐので、子どもも沢山食べたがります。でも、数に限りが….. 美味しいものはちょっと食べるのがいいんだよ。

 

 

かき揚げの他に、タラの芽、コシアブラ、ヨモギ、ヤマフジの芽、活動場所で育てたジャンボ椎茸を天ぷらにして、天丼を作りました。ご飯の上に食べたい物を載せてもらいますが、子どもが選ぶのはかき揚げと椎茸ぐらいでした。採りたてのタラの芽やコシアブラ、こんな贅沢めったに味わえないのに….. 学生とスタッフが贅沢させてもらいました。

 

 

 

 

ワラビが少し採れたので前日にあく抜きしておきました。ちなみにワラビは天ぷらだとあく抜きしなくても美味しい。

ワラビ、春キャベツ、じゃがいも、ニンジン、今が旬のワカメ、白ネギで、具だくさんの味噌汁を作りました。大量に作ると味噌をどのくらい入れたらいいか分からなくなるので、味見をしながら味噌の量を調整します。ちょっと薄いかなと思ったのですが、子どもたちが「給食の味噌汁の味みたい」と言ったのでそのままにしました。くじら先生から「味噌の味がしない」と指摘されました。最近の給食は減塩で薄味なのかなと思った次第です。

 

 

おやつは、桜にちなんだ桜餅。今月から参加し始めた3年生の男子が作りました。

米が炊き上がり炊飯器の蓋を開けてみるとご飯がまっ白。スタッフが食紅を入れるのを忘れてました。急遽食紅を説いてご飯に混ぜたので、まだらピンクの桜餅になってしまいました。桜の葉は、昨年の4月末になみ滝藤原園内のオオシマザクラの葉を摘んで塩漬けにしておいたものです。

 

 

 

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