自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2017.5.21)
五月になってから殆ど雨が降っていません。からっとしているので、日差しがきつく肌に突き刺さるように感じる日もありました。この日も晴れて暑い一日でした。こんな時、だらだら活動していたのでは、疲れて怪我でもしてしまいそうです。なので、一つ一つの活動を集中してやって早く終わらせるようにしました。
まずは、さつま芋の苗植え。10月~12月に皆の大好きな焼き芋がたくさん食べられるように、苗を30本植えました。苗植えのポイントは、茎を横に寝かせ葉っぱ以外が土の中にしっかり埋まるようにすること。でも茎が曲がっているので、埋めたつもりでも先っぽが土から出てしまい、くじら先生が植え直し。
さつま芋の苗を植えたら、今月も牛糞運び。4往復する予定でしたが、今月は上手に運んだので2往復で終わりました。
坂道や曲がり角は、一輪車を押す人、引っ張る人、バランスを取る人が力を合わせたので、先月のように牛糞を道にばらまくこともありませんでした。難所の乗り切り方をマスターしたようです。
牛糞運びの順番が来るまで、くじら農園で畑をたがやしたり草取りをしました。
5月中旬頃から、くじら農園に植えている苺が少しずつ色づき始めました。草に覆われていたら鳥が見つけにくいので、草を抜かずにいました。数に限りがあるので、子どもにも苺のことは黙っていたのに、目が良いというのか何というか。すぐ見つかってしまったそうです。好きなものに関しては鳥より目がいいようです。
昨年作ったテントサイトのナンバープレートの数字が見えにくくなったので、新しいプレートを作りました。
木の枝、ヒノキの皮や端材を適当な長さに切って数字のパーツを作りました。インパクトドライバーでパーツに釘用の穴を開け、コナラのプレートに釘で打ち付けて、1~9までの数字を作りました。出来上がった数字にマジックで色を塗ったりプレートに絵を描いたりすると、アート作品のようになりました。ちなみに、インパクトドライバーで穴を開けずに釘を打ち付けると、せっかく切ったパーツが割れてしまいます。
15は、子どもの指導をする学生が見本に作ったものです。見本が良いと、子どもの能力を引き出すことができますね。でも、芸術性は、子どもに負けちゃったかな。