森の生活体験教室:春夏編(2017.6.25)

竹やぶで筏用の竹を伐り出す予定でしたが、天気予報では雨模様でした。雨が降るなか竹を伐るのは危ないので、前々日に12~3本伐って、4メートルの長さの竹を20本以上作っておきました。 朝、参加者と一緒にトラックに竹を積んで活動場所に持って帰りました。

竹飯とそうめん流しをすることにしていたので(竹を切った時にしかできない)、手分けして準備しました。竹で竹飯用の器を作り、米、湯、ちりめんじゃこ、油揚げ、塩、醤油、酒を入れ火にかけました。

 

炎が竹の器を包む感じになるよう薪を炊きました。蓋のふちから湯気がシューシュー吹き出したら、火力を落として蒸らしました。

 

 

 

 

 

 

炊き込みごはんは、もちろんおいしかったですが、底のおこげが最高。

 

 

 

 

 

 

竹を半分に割って節を取り、流しそうめんの準備中。ちなみに「木もと竹うら」と言って、木は根本の方から、竹は先の方から割ると綺麗に割れるらしいです。

 

 

 

 

 

 

太めのそうめんと冷たい井戸水が良く合いました。流しそうめんの前に、炊き込みご飯と具だくさんの味噌汁を食べていたのに、素麺をすくう箸が止まりませんでした。一人一輪以上食べました。流しそうめんでしか味わえない美味しさでした。

 

 

 

 

 

休憩所作りの続き。曲がった釘や長い釘を抜く。曲がった釘は、金槌等でできるだけ真っ直ぐして、長い釘は下に板を入れたりして抜きます。3月に解体した東屋の部材を再利用するので、釘を抜いてもらいました。

 

 

 

 

 

最近は釘の値段が安くなっているので、曲がった釘を再利用することはめったにないと思いますが。とりあえず、曲がった釘の再利用の仕方も習いました。

 

 

 

 

 

 

休憩所の柱にするヒノキの皮むき。5月にむいた時は、簡単にするっと皮がむけました。あれから2か月近く経ち木の乾燥も進んだので、皮が幹にピタッとくっついてなかなかむけませんでした。

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