自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2017.10.15)

先月は台風、今月は雨。平成21年に自然体験学習会を始め以来、開催日の第3日曜日は晴れの特異日かと思うくらい天気に恵まれてきました。そんなわけで、2ケ月続けて雨は9年目にして初めてです。

「雨も天気の一つ」なので、予定通りくじら農園でピーナツ掘りをしました。四方八方に広がっているピーナツの茎を束ねて引っ張ると、ピーナツのさやが土の中から顔を出しました。

 

 

掘ったピーナツを一輪車に積んで野外活動場に持って帰ったら、いいタイミングで安納芋が焼きあがってました。雨の中の作業で冷えた体を、ほっかほかの焼き芋で温めました。安納芋はくじら農園で育てたものです。ピザ窯で焼くとより美味しくなります。

 

 

 

 

 

美味しい焼き芋を食べて気分が良くなったところで、茎からピーナツのさやをはずし、水で洗って土を落としました。しっかり乾燥させてオーブンで焼いた殻つきピーナツはとても美味しく、食べ出すと止まらなくなります。

 

 

 

 

 

午後からは竹のクラフト。はし、コップ、バターナイフを作りました。

 

 

 

 

 

 

竹のはしは簡単にできそうに思えますが、奥が深くで難しいです。でもはし作りは、切り出しナイフの使い方の基本(ナイフを固定し竹を動かして削る)を学ぶのに最適です。

 

 

 

 

 

竹のコップは、竹を好みの大きさに切り、内側を3ミリぐらい残すようにして外側をナタで落とします。こうしておくと竹に割れが入りません。竹は外側が固いですが、内側は水分を含んで柔らかいです。竹が乾燥すると内側の水分が抜け収縮するので、割れてしまうのだとか。

 

 

 

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