自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2017.11.19)

「並滝に冬が来たー!!」 天気にだけは恵まれ続けていた自然体験学習会ですが、9月、10月は天気が思わしくなく雨。「まさか3ヶ月続けて雨はないだろう」とふんでいました。雨ではなかったですが、目の前を白いものが落ちて行く。まさか11月中旬に雪が降るとは。一気に冬の寒さとなり、体を動かしていなければ寒くてたまらない一日でした。

11月には椎茸の原木や炭焼き用に、コナラの木を丸太切りしています。4-5年目前までは、活動日に子どもたちの目前で大きなコナラの木を伐倒してもらっていました。ここ数年は、あらかじめ学生が研修で伐っておいたコナラやアラカシを子どもたちが玉切りしていました。私たちが生きていく上で木は必要不可欠で、暮らしを豊かにしてくれるありがたい存在です。しかし時には凶器にもなります。子どもたちに木が倒れる時の迫力や怖さを実感してもらいたかったので、久々にコナラの木をチェーンソーで倒してもらいました。

不要な枝木を別の場所に運びました。

 

 

 

 

 

 

太い所は薪や炭焼用に40~50センチ、細い所は椎茸の原木用に1メートルの長さに切ります。

ノコは引く時にしか切れません。ノコを早く動かせば早く切れると思っているのでしょう。引く時も押す時も力を入れて必死にノコを動かします。「シャカシャカ」勢い良く音はしますがあまり切れていません。ノコの挽き方を教わり「ガッガッ」とノコが木をかむような音が出せるようになると上手く切れるようになります。

 

 

アツアツの焼き芋で体を温めました。

 

 

 

 

 

 

 

1時間~1時間半挽き続けてやっと切れました。毎年、男子より女子の方が上手にきれいに切ります。男子は地味にコツコツやるのは苦手なのかな~?

 

 

 

 

 

年輪を数えたら、お父さんやお母さんと同い年ぐらいでした。迎えにこられたお母さんにこのことを話したら、「細い木だったんだね」と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後は、くじら農園に玉ねぎの苗を植えました。子どもたちの大好きなキーマカレーやピザに欠かせない玉ネギ。来年もたくさん収穫できますように。

 

 

 

 

 

あまりの寒さに、落ちている枝を集めて火を焚こうと試みるが、残っていたおきの上に枝を置いてもなかなか火が着きません。見かねたスタッフにバーナーで火をつけてもらいました。着いた火を維持するのも大変。楽しげにあれこれ試しつつなんとかもたせてました。

 

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