自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2018.1.21)

記念すべき100回目の活動です。平成21年9月にこの活動を始めた時は、こんなに長く続けられるとは思ってもいませんでした。毎月元気に楽しく活動する子どもたちの成長のお蔭で、何とか続けられました。

この冬の寒さはこれまで経験したことのないような厳しさです。活動の1週間前は野外活動場の水道が凍結し4日間水が出ませんでした。幸いこの日は寒さも緩み、1月にしては活動しやすい天候になりました。

 

 

11月に丸太切りしたコナラの木を薪割機で割り、一輪車に載せて炭焼き小屋まで運んで積みました。

 

 

 

 

 

 

炭焼がまの下に竹を敷き、その上にコナラの薪をぎゅうぎゅうになるまで詰め込みました。

 

 

 

 

 

 

 

窯と蓋の間が密閉していないとそこから空気が入って、入れた薪が灰になってしまいます。掘って来た土を水を加えて錬って蓋全体を覆いました。これで準備完了。温度管理をしながら2日火をあ焚くと炭ができます

 

 

 

 

 

先月から野外料理で使うまな板を作っています。今月は魚の形に切ったまな板の表面を紙やすりで磨きます。

まな板にはテントサイトに生えていた檜を使っています。子どもたちが、この板もホームセンターで売っている板も同じと思って適当に扱って欲しくなかったので、まず檜の板ができまでの話をしました。

3人のおじさん先生が、なみ滝藤原園の日本庭園にあった建物をビフォーアフターしています。その柱用に一昨年の秋にテントサイトにあった檜を倒し、去年の1~3月にかけてチエーンソーで製材しました。まな板に使っている木は未使用部分です。それをまな板の大きさに切り、3~5センチの厚さになるようナタで割り、カンナをかけてまっすぐな板に加工しました。自分ができないことは指導きないので、子どもの指導をしている学生も、自分で板の加工をしてまな板を作りまし。

実物を見た方がより実感がわくので、檜の柱を見せてもらいました。子どもたちは、おじさん先生の大工仕事に興味津々。

 

 

 

 

 

 

すごいものを見て、子どもたちが俄然やる気になり、つるつるになるようまな板を丁寧に磨きました。想定以上の出来栄えにビックリ!

子どもたちの心に火をつけられるな存在でありたいものです。

 

 

 

 

 

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