自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2018.3.18)
3月に入ってから急に暖かくなり、日中の気温が20度を超える日もあるようになりました。この陽気で九州や四国の太平洋側の地域では桜が開花し始めましたが、並滝の桜が咲くまでにはもう1週間ぐらいかかりそうです。
3~4年前に子果樹園(しかじゅえん)に植えた果樹が4本枯れてしまったので、丹波栗、八朔、山桃、無花果の苗木と植え換えました。直径&深さ50センチ以上の穴を掘り、その穴にかき集めた落ち葉、一輪車いっぱいに積んで運んで来た土と牛糞を入れよく混ぜ合わせました。
穴に苗木を植え土をかぶせ、幹の周りに水が溜まりやすいように土手をつくりました。最後に土手に水が溜まるまでたっぷりの水をやりました。
先月作って掛けた巣箱にシジュウカラが入っていました。
12月から始めたまな板づくりは、最後の仕上げ。表面にミネラル系の油を塗りました。
種や実から油が取れることを知って欲しかったので、まずヤブツバキの種とクルミの実を使って油を塗りました。ヤブツバキの種やクルミの実を潰すようにしながらまな板にこすりつけると、種や実から油が出てまな板にしみ込んでいきました。つやが出て綺麗な色に変わっていくのが嬉しかったのか、小さくなって机の上にこぼれ落ちたヤブツバキとクルミをかき集めながら、楽しそうに塗り続けました。最後に木製食器用オイルをまな板が油を吸い込まなくなるまで塗って完成。
来月から、このまな板を使って野外料理をします。