自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2019.10.20)
10月は、竹のはし作りとピーナツとさつま芋掘りをしました。午前中ピーナツとさつま芋を掘って乾かす予定でしたが、前日の雨で畑が湿っていたので、畑仕事は午後からすることにし、午前中は竹のはしを作りました。
毎年12月に竹トンボを作ります。羽にする竹をよく飛ぶように薄く削ったのに、思ったほど飛びません。原因は羽と心棒のバランスが悪いからです。心棒の先を爪楊枝のように細く削ったため、心棒が羽から1センチ以上突き出てしまう。これでは羽の大きさと心棒の長さのバランスが悪いです。心棒が細すぎて(軽すぎる)、羽と心棒の重さのバランスが取れない。心棒がガタガタなので、両手の平で竹トンボをくるくる回せない。
心棒の作り方は、竹のはしの作り方と同じ。竹のはしが上手に作れるようになると、よく飛ぶ心棒が作れるはずなので、全員竹のはしを作りました。
竹のはし作りの手を止めて、できたての焼き芋を頂きました。
先月くじら農園で掘った安納芋をピザ窯で焼いてもらいました。ピザ窯で焼くと、とても美味しい焼き芋ができます。
毎回爪楊枝のようなはしができてしまうので、作り方を変えました。
まず2本の中国ばし(上から下まで同じ太さの丸い棒)を作ります。中国ばしができたら、片方の先を少しずつ削って細くし、日本ばしにします。この作り方にすると、上手に作ることができました。12月の竹トンボ期待してるよ。
指導スタッフが、6月初めに5月に植えた安納芋の茎を切って畑に植えました。今月はそれを掘りました。
5月に植えたものより良い芋がたくさんできていて、ちょっとびっくりでした。
四方八方に伸びた茎を束ねて引くと、土の中から根にくっついたピーナツが顔を出しました。根からピーナツを外したら、一輪車2杯分の収穫がありました。
一輪車の中に水を入れてピーナツを洗いました。一輪車の水を捨てる時にピーナツも流してしまい、くじら先生から「何をしょうるんか」と厳しい声が飛びました。
洗ったピーナツを炊飯棟の机の上に広げました。ピーナツのさやを振って音がするようになるまで乾かします。