自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2019.12.15)
自然体験学習会に参加している子どもたちは、よくゲームの話をしています。彼らの遊びと言えば、ゲーム。最近の子は竹トンボや凧を作って遊ぶなんでことはないのでしょうかね~。
自分でおもちゃを作って遊ぶ楽しさを味わって欲しいので、毎年12月には竹トンボを作ります。
くじら先生と大学生が作りやすいように加工した竹を、切り出しナイフで厚さ1~1.5ミリぐらいになるまで削ります。鉛筆削りの要領で切り出しナイフを親指で押して削ると上手くいくのですが、これがなかなか難しい。特に3年生は力がないので。
竹トンボづくりの目的の一つは、切り出しナイフを親指で押しながら削れるようになることです。これができるようになると、竹でバターナイフやスプーン等が作れるようになります。
竹トンボが出来上がったら、飛ばす距離を競ったり傘の中に入れたりして遊びました。
竹トンボづくりの途中では、ほっかほかの焼き芋、竹トンボで遊んだあとは、焼きたてのチーズパンで小腹を満たしました。
11月に50センチの長さに切ったコナラの丸太を一輪車に積んで炭焼き窯まで運びました。丸太を運び終えたら、バーベキュー窯に使うレンガを運びました。
重いものを積んだ一輪車を一人で押して進むのは結構大変なので、一輪車の前にロープをつけて引っ張りました。ロープは下り坂ではブレーキとして使います。押している人の後側でロープを引っ張って一輪車がひっくり返らないように速さをコントロールしました。
レンガ運びが終わったら、冬の植物観察。間違いやすいスイセンとニラの違いも教えてもらいました。