自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2020.9.20)
子どもの自然体験学習会は、今月から12年目の活動に入りました。毎月接している子どもの学年(小学3年~中学生)は同じです。でも、最初の頃の参加者は、もう社会人や大学生になっています。月日が経つのは早いものです。
今月はくじら農園で芋掘りをしてから、木のペンダントづくりをしました。
毎年5月にサツマイモの苗を植え、9月に芋掘りをしています。しかし、今年は新型コロナウイルス感染症対策で5月に活動ができなかったので、苗は指導スタッフが植えました。子どもの活動では、最初から最後まで子どもたちが主体的に活動することを目標にしています。ですから、今年は芋ほりしか体験してもらえず、残念でなりません。
大きなサツマイモが沢山掘れました。約1週間天日干しにします。天日干しすると、美味しさが増します。これをピザ窯で焼くと、とっても美味しい焼き芋になります。
6月にくじら農園でじゃがいもを掘った時、子どもたちにサラダとバター焼きにすると宣言してしまいました。
ポテトサラダは7月に作りました。でも、暑い時期にピザ窯を使いたくなかったので、じゃがバターはおあずけ。ようやく涼しくなったので、有言実行。
ピザ窯でじんわり焼いたじゃがいもは、皮がパリッとして、うま味が中にギュッとつまってる。焼きたてのじゃがいもにバターを載せ、皮ごといただきました。
サクラやモッコクなどの木を使って、木のペンダントやブローチを作りました。
先月、ルームプレートを作った時、大人の予想をはるかに超えたものができました。ですから、今回はどんなものを作ってくれるのか楽しみにしていました。
みんな2~3個作ったようです。お母さんや妹、友達へのプレゼント用に作った子もいました。
どれもセンスが良くて素敵です。どの子も素晴らしアイデアを持っています。これが大人になるにつれ薄れていくのよね~。大半の人は。どーしてなんだろう。周りの目を気にしすぎているのかもしれないですな。
お昼ごはんは、山賊むすびと豚汁。
新型コロナウイルスの感染予防で3月から野外料理はしていません。野外料理のない活動は、どこか物足りません。自分のおにぎりを作るのは問題ないはずなので、山賊むすびを作ってもらいました。お椀にサランラップを敷き、ご飯を入れてもらい、各自好みの具をのせ、その上にご飯をついで、ラップで包むようにしてにぎりました。じゃがバターを食べているので、大きなむすびは作らないだろうと思っていたのですが。。。。(甘かった) 指導スタッフのむすび用のご飯が足りなくなりそうになり、あせりました。子どもの好きな具は、指導スタッフには残してもらえませんでした。
豚汁はスタッフが作りました。
9月22日がお彼岸なので、おやつはおはぎ。作るのが簡単なので、中に餡を入れ外に黄な粉をまぶしました。餡が苦手な子が多いので、外側が餡よりこちらの方がいい感じです。
ちなみに、秋の彼岸は粒あんを使った「おはぎ」、春の彼岸はこしあんを使った「ぼたもち」を作るようです。