自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2020.11.8)

前日が夕方ぐらいまで雨だったので、朝はそんなに冷え込まなかったです。でも並滝は山の中。市街地に比べるとやっぱり寒い。朝はドラム缶で火を焚いて暖を取りました。

このところの冷え込みで、なみ滝藤原園内や並滝寺池周辺の木々の紅葉が進み、緑の中に赤や黄色が目立つようになりました。

毎年11月はコナラの木を伐ってもらい丸太切りをしています。大きな木が倒れる時の様子を見て迫力を体感しておくことも、自分を守ることにつながると思い、子どもたちの前で伐倒してもらいます。チェーンソーを使いますが、直径40センチ以上のコナラとなると、倒すまで思いのほか時間がかかりました。

コナラの木と、あらかじめ伐っておいたアラカシを50センチの長さに丸太切りしました。コナラやアラカシは堅いので、チェーンソーでも簡単には切れません、それをノコで引くとなると、とても時間がかかって大変です。

切った所の太さにもよりますが、1~2時間かけて切りました。切り終えた瞬間の笑顔は最高です。安堵と達成感がにじみ出てました。「来年はもっと大きいのを切りたい」という声も聞こえてきました。

 

 

一番大きかった所は、直径40センチ。大人には切れないだろうな~。

 

 

 

 

 

 

くじら農園に玉ねぎの苗を500本植えました。畑の上に線をひき、その線を4等分して穴を開け、そこに苗を植えて土をかけました。

苗植えが終わったら自然観察。山上憶良の秋の七草の和歌を習いました。「萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」。鳥さんが好きなガマズミの実を食べてみました。「酸っぱくて美味しかった」そうです。

 

 

 

お昼ごはんは、麻婆豆腐と冬瓜の中華スープ。麻婆豆腐は給食のレシピを参考に作りました。これだと辛いのが苦手な子も大丈夫でした。

 

 

 

 

 

おやつは焼き芋と栗ケーキ。焼き芋は、くじら農園で育てた安納芋をピザ窯で焼きました。丸太切りの途中で焼きたてをいただきました。

栗ケーキは基本のケーキ生地に、なみ滝藤原園で拾った芝栗とココアを加えて作りました。

 

 

 

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