ニワキキョウ

キキョウ科の多年草。(たねんそう・芽が出て枯れるまでのいわゆる一生が2年以上の植物。一度枯れても根は生きていてまた芽を出す)

全体の丈は15~45センチくらいで、茎はまっすぐ伸びたり、ななめに伸びたりします。上の部分についている葉は卵型で先がとがっていて、下の部分についている葉は丸みのある卵型で、ふちに鋭くないが、ぎざぎざがあります。6月~9月ごろ直径3~4センチの青い花が咲きます。

この花はヨーロッパ東部にも分布し、鉢植えなど家庭でも栽培されていて、洋名(外国での名)をCarpathian Bellflower(カルパティアン・ベルフラワー)といい、東ヨーロッパにあるカルパティア山脈(ウクライナ・ルーマニアあたりにある)にちなんでつけられたそうです。 日本でもエゾマツやチシマキキョウのように地名にちなんでつけられた植物がありますが、地理との関係で草花を知るのもまたおもしろいかもしれません。

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