
道端や公園、畑などに生えるサクラソウ科の多年草(たねんそう・芽が出て花が咲き、枯れるまでの「一生」が2年以上の植物のこと。多年草は一度枯れても根は生きていてまた芽を出す)。
茎にはやわらかい毛が生え、地面をはって広がり、長さは7~20センチ。 5~6月に葉のわきに直径約6ミリの花をつけます。葉は長さ1~2.5センチの卵形で、対生(たいせい・2枚の葉が対になって生えること)します。果実は直径4~6ミリの丸い形のものがつきます。この果実を小さなナス、小茄子(こなす)にたとえてコナスビと名がつきました。