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里山の料理記事一覧

里山子料理(2020.2.15)

掲載日:2020年02月27日(木)

お昼ごはんは、並滝カレーと冬野菜のナムル、おやつはナツハゼのケーキを作りました。

並滝カレーには猪肉を使います。前日からゴボウ、しょうがと一緒に猪肉を煮てあくを取り臭みを和らげます。猪肉は煮込めば煮込むほど柔らかくなるそうなので、今回は10時間近く煮込みました。その甲斐あって肉がとても柔らかくなりりました。ニンジン、タマネギ、ジャガイモの定番野菜に加え、里芋と活動場所で採れた椎茸も加えました。

大量のカレーとごはん、完食でした。

 

冬野菜のナムルは、キャベツ、コマツナ、ほうれん草、ブロッコリー、菜の花を適当な大きさに切って蒸し煮にし、鳥ガラスープの素とごま油で味付けしました。

この日の自然体験学習会の初めの会でくじら先生が、フランスで料理をしている日本人で初めてミシュランの三ツ星を獲得した小林圭さんの話をされました。小林さんは、食べる人の心を喜ばす料理を作ることができたら、それが食材を活かしたことになると言われていたそうです。生き物の命をいただいているので食材に感謝することはもちのこと、食べる人に喜んでもらえるよう心を込めて料理することも大切ですね。

 

秋に採って冷凍しておいたナツハゼでジャムを作ってケーキ生地に混ぜました。ジャムを混ぜた生地と混ぜていない生地を同じ型に入れ2色のケーキにしました。

異なる生地を一つの型に入れるのが難しかったのか、8つの型のうち半分は見た目ぐちゃぐちゃ。焼き上がりがどーなることやらと心配しましたが、それなりに様になりました。

 

 

里山子料理(2020.1.19)

掲載日:2020年02月10日(月)

1月7日は七草粥。自然体験学習会に参加している子の大半お粥が好きじゃない。多分七草粥は食べていないのではないかと思います。

伝統食を伝えるのも野外料理の目的なので、好き嫌いは無視して毎年1月にお粥を作ります。お粥に入れるのは、その時手に入った葉野菜。今年は、ナズナ、スズシロ、シュンギク、コマツナ、ビタミンナ、チンゲンサイ。葉野菜をさっと湯がいてみじん切りにし、しょう油で味付けし、お粥の上に載せました。ケーキ用に買った卵が2個余ったのでお粥に入れました。

 

 

お粥と煮込みうどん、何か???の取り合わせですが、お粥を全く食べない子どもがいるので、毎年うどんや団子汁等を作ります。

お汁をしょう油味にするので、肉は牛肉にしました。脂の部分が多い牛肉をたくさん使ったので、お汁が脂っぽくなりすぎました。汁に浮いている油分をできるだけ取り除いたら、食べやすくなりました。最初に牛肉を炒めて脂の量を調整すれば良かったです。

「学校給食より濃いめの味付けにして」とお願いして、味付けは子どもたちに任せます。回を重ねるごとに味付けも上手になっています。

 

 

おやつは、りんごとみかんのケーキ。思っていた以上に美味しかったです。2年前にはちみつレモンケーキを作りましたが、味のバランスはりんごとみかんのケーキが良い感じでした。

1月のケーキに何を入れようかと考えていたところ、知人からりんごとみかんのジャムを頂きました。意外な取り合わせでしたが、美味しかったのでリンゴとミカンジャムをケーキに入れることにしました。たまたまりんご、みかん、レモンを頂いたので、それでジャムを作りました。指導スタッフに試食してもらったら好評でした。

 

里山子料理(2019.12.15)

掲載日:2019年12月27日(金)

お昼ごはんはピザとさつまいものシチュー、おやつはチョコレートケーキを作りました。

ピザは、6等分する予定だった生地を手違いで12等分。それをしっかり伸ばして焼いたら、薄皮のパリパリピザに。これはこれでいけました。迎えに来られた保護者やちびっこにもおすそわけ。冷えてても、美味しいと好評でした。

 

 

 

さつまいものシチューのルウは、フードプロセッサーでみじん切りにした玉ねぎを炒め、米粉を加えて作りました。これに牛乳を加え塩とコンソメで味をつけます。くじら農園で収穫した玉ねぎがたくさん残っていました。玉ねぎを腐らせるよりはと、たくさん使ったため玉ねぎが多すぎました。それはそでで美味しいと思ったのですが、ダメな子も何人かいて….

 

 

 

 

チョコレートケーキは、マーガリンとチョコレートを溶かし牛乳を加えたものに、ホットケーキミックスとココアを混ぜて作りました。チョコレートはブラックチョコ、ココアはミルクココアにすると、甘さはがちょうどいい感じになりました。

 

 

 

里山子料理(2019.11.17)

掲載日:2019年12月06日(金)

お昼ご飯は、豚汁と麩の卵とじ、おやつは栗ケーキを作りました。

豚汁は、豚肉、サトイモ、さつまいも、人参、油揚げ、こんにゃく、白ネギ入り。今回はゴボウは使いませんでした。子どもから「ゴボウを入れた方が美味しいのに」と指摘されました。

麩の卵とじの作り方は、親子丼と同じで、鶏肉の代わりに麩を使います。とっても簡単にできてしかも美味しい。好評でした。

 

 

活動場所の山栗を拾って渋皮煮を作りました。その渋皮をできるだけ取ってペーストにしました。渋皮もまじっているので子ども向きではない感じでした。基本のケーキ生地に栗のペーストを混ぜて焼いたら、渋味はほとんど気になりませんでした。

里山子料理(2019.10.20)

掲載日:2019年11月01日(金)

ピザ窯が活躍する季節になりました。

お昼ごはんは、どんぐりパン、リンゴジャム、ミネストローネ、おやつはさつま芋ケーキを作りました。

どんぐりは食べられないものが多いですが、マテバシイ、スダジイ等食べられるものもあります。子果樹園にマテバシイを植えているのですが、まだ実がつきません。今回は、学生が広大で拾って来てくれたものを使いました。

マテバシイの皮に縦の裂け目ができるまで、フライパンで煎ります。皮をむいて粗みじん切りにしました。

 

スタッフが先日こねて冷蔵庫でゆっくり1次発酵させたパン生地に、マテバシイを混ぜました。

 

 

 

 

 

 

ピザ窯で焼くととっても美味しいパンができます。

 

 

 

 

 

 

リンゴジャム。リンゴに砂糖を加えて煮詰め、最後にレモン果汁で味を調整しました。

 

 

 

 

 

 

ミネストローネには、玉ねぎ、人参、キャベツ、ミックスビーンズ、トマト缶を入れ、コンソメ、塩、ケチャップで味付けしました。スープに豆を使うのは初めて。食べてくれるか不安でしたが、オッケーでした。

 

 

 

 

 

先月掘った安納芋を蒸し、マーガリンと砂糖を加えペースト状にしたものを使ってさつま芋ケーキを作りました。大学芋には黒ゴマを使うので、ケーキに黒ゴマも加えました。

 

 

 

 

里山子料理(2019.9.15)

掲載日:2019年10月03日(木)

お昼ご飯はタコライスと冬瓜のスープを作りました。

タコライスは、タコスの具材をごはんの上に乗せた沖縄県の料理です。玉ねぎとひき肉を炒めて、ケチャップ、ウスターソース、しょう油、黒砂糖で味付けしました。沖縄の料理だから黒砂糖を使うのですね。

冬瓜のスープは、ベーコンでいい出汁が出たので、塩だけで味付けしました。

 

 

 

お彼岸が近いので、おはぎを作りました。餡が嫌いな子がいるのと、外側が餡だと作るのが面倒なので、餡を中に入れ外側を黄な粉にしました。

 

 

 

 

 

 

見た目もきれいなおはぎができました。

 

 

 

 

 

里山子料理(2019.6.16)

掲載日:2019年06月26日(水)

お昼ごはんは、朝大学生が山賊むすびを作ってくれたので、今月の子料理はおやつのみたらし団子だけ。

まず団子の生地を36等分しました。簡単だと思ったのですが、なかなか上手くいかない。大きさが大小まちまち、見てくれも悪いので、スタッフがダメ出し。作り直しになった班もありました。

 

 

 

 

団子を丸めて少し平らにして湯がいて水にさらし、3個ずつ串に刺しました。一度に9個ずつ湯がいていけば4回で終わるはずなのに、、、 班によって進み具合が大幅に違う。なんで???

 

 

 

 

 

 

団子のたれを塗るのが意外に難しいので、今回はたれを入れたコップに団子を入れることにしました。

作戦成功。

 

 

 

 

里山子料理(2019.5.19)

掲載日:2019年05月29日(水)

お昼ごはんは、ちらし寿司、すまし汁、おやつはいちごどら焼き。

ちらし寿司の上に飾る錦糸卵用に薄焼き卵を作りました。最初スタッフが適当に作り方のコツを説明しただけなのですが、みんなとても上手に焼くことができました。

昨年、薄焼き卵を「これは錦糸卵とは言わんじゃろー」という大きさ(幅1センチ以上)に切っていたので、今年は3~5ミリ幅に切ってもらいました。

 

 

 

ごはんを団扇であおぎながら寿司酢を混ぜて寿司めしを作りました。昨年は殆ど酢が効いてなかったので今年は寿司酢をたっぷり使いました。スタッフが作っておいた、乾燥しいたけ、人参、タケノコの煮物を寿司めしに混ぜ、上に錦糸卵をちらしました。ちなみに乾燥しいたけは、活動場所で育てたものを天日乾燥したものです。

 

 

 

 

 

昆布とかつおで作った出汁に、酒、みりん、塩、醤油を加え味付けしました。汁椀にキヌサヤ、わかめ、麩、ヤマミツバを入れ、その上に汁をかけてできあがり。薄口醤油がなかったので汁の色がちょっと濃くなりました。

 

 

 

 

 

いちごどら焼きは、おそらく里山おやつランキングNO1。子どもたちがとても楽しみにしているおやつです。どら焼きの皮担当班が30個分ぐらいの皮を焼きました。

お昼ごはんが終わって、各自好みであんこ、ホイップクリーム、いちごを入れて、どら焼きをつくりました。

 

 

 

里山子料理(2018.4.21)

掲載日:2019年05月09日(木)

なみ滝藤原園で採りたての山菜が味わえるのは4月中だけ。今年は4月に入ってから気温が低かったため、4月15日頃から次々芽吹きました。

大人には嬉しい山菜。でも、自然体験学習会に参加している大半の子どもは、山菜が嫌いです。だから「どーして毎年同じメニューなん」と聞いてきます。それでも食べて欲しいので、玉ネギ、人参と一緒にかき揚げにします。玉ねぎの甘味と油が、山菜の苦味を和らげてくれます。かき揚げには彩程度に、ヤマフジの花、リョウブ、タラノメ、セイタカアワダチソウ、コシアブラ、タカノツメを加えました。

 

山菜丼と味噌汁。天ぷらは、かき揚げの他、タラノメ、コシアブラ、タカノツメ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、椎茸。みそ汁には、なみ滝藤園内に生えていたワラビを灰であく抜きして入れました。

 

 

 

 

おやつは、桜の季節なので桜餅。桜餅の葉は、なみ滝藤原園のオオシマザクラの若葉を1年前に塩漬けしたのもです。やわらかいので葉っぱも食べられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

里山子料理(2019.3.17)

掲載日:2019年03月27日(水)

6年生は卒業記念の餅つきをし、3~5年生がお昼ごはんの牛肉汁とおやつのシリアルクッキーを作りました。

餅つき、最初は杵を垂直に振り下ろすことができなかったけど、数回やるとコツを覚え上手につくことができました。子どもは呑み込みが早い。

 

 

 

牛肉汁には、牛肉、白菜、人参、ごぼう、大根、椎茸(活動場所でゲット)、かまぼこを入れました。子どもに「給食より少し濃いめの味付けにして」とお願いしたら、丁度いい塩加減で好評でした。

 

 

 

 

 

シリアルクッキーは、マシュマロ、マーガリン、シリアル、きな粉を混ぜ合わせて作ります。溶かしたマシュマロとマーガリンをシリアルに絡めて欲しかったのですが、子どもたちはシリアルをマシュマロに混ぜ込むと考えたらしく、用意したシリアルが大量に余り、、、、

出来上がったクッキーは超固いキャラメル状。切るのも一苦労でした。でも予定していたクッキー(とりあえず試作しました)より濃厚な味になって美味しかったです。