月別アーカイブ: 2018年2月月
自然体験学習会:五感で楽しむ里山の12ヶ月(2018.1.21)
掲載日:2018年02月02日(金)
記念すべき100回目の活動です。平成21年9月にこの活動を始めた時は、こんなに長く続けられるとは思ってもいませんでした。毎月元気に楽しく活動する子どもたちの成長のお蔭で、何とか続けられました。
この冬の寒さはこれまで経験したことのないような厳しさです。活動の1週間前は野外活動場の水道が凍結し4日間水が出ませんでした。幸いこの日は寒さも緩み、1月にしては活動しやすい天候になりました。
11月に丸太切りしたコナラの木を薪割機で割り、一輪車に載せて炭焼き小屋まで運んで積みました。
炭焼がまの下に竹を敷き、その上にコナラの薪をぎゅうぎゅうになるまで詰め込みました。
窯と蓋の間が密閉していないとそこから空気が入って、入れた薪が灰になってしまいます。掘って来た土を水を加えて錬って蓋全体を覆いました。これで準備完了。温度管理をしながら2日火をあ焚くと炭ができます
先月から野外料理で使うまな板を作っています。今月は魚の形に切ったまな板の表面を紙やすりで磨きます。
まな板にはテントサイトに生えていた檜を使っています。子どもたちが、この板もホームセンターで売っている板も同じと思って適当に扱って欲しくなかったので、まず檜の板ができまでの話をしました。
3人のおじさん先生が、なみ滝藤原園の日本庭園にあった建物をビフォーアフターしています。その柱用に一昨年の秋にテントサイトにあった檜を倒し、去年の1~3月にかけてチエーンソーで製材しました。まな板に使っている木は未使用部分です。それをまな板の大きさに切り、3~5センチの厚さになるようナタで割り、カンナをかけてまっすぐな板に加工しました。自分ができないことは指導きないので、子どもの指導をしている学生も、自分で板の加工をしてまな板を作りまし。
実物を見た方がより実感がわくので、檜の柱を見せてもらいました。子どもたちは、おじさん先生の大工仕事に興味津々。
すごいものを見て、子どもたちが俄然やる気になり、つるつるになるようまな板を丁寧に磨きました。想定以上の出来栄えにビックリ!
子どもたちの心に火をつけられるな存在でありたいものです。
里山子料理(2018.1.21)
掲載日:2018年02月01日(木)
一月七日に七草粥をいただく家庭が多いかと思います。一月七日は五節句のひとつの人日(じんじつ)。江戸時代からこの日に今年も健康であることを願って春の七草の入った七草粥を食べるようになったそうです。それにあやかって、1月の自然体験学習会は毎年お粥を作っています。七草にこだわらずその時手に入ったものを使います。
くじら農園の雪が溶けたので、野外料理の前にお粥に入れるセリとセイタカアワダチソウを摘みました。。
今年は、ナズナ、スズシロ、セリ、ビタミン菜、セイタカアワダチソウの五草がゆ。
ゆで時間が違うので、別々に湯がきみじん切りにして醤油で和えお粥の上に載せていただきました。今年も皆が健康で元気に活動できますように。
子どもはどちらかというとお粥が苦手なのでちょっとしか食べません。それではすぐお腹がすいてしまうので、うどん鍋を作りました。豚肉、白菜、人参、大根、蕪、白ネギ、えのき、しめじ、椎茸をたっぷり入れました。
無農薬のレモンをいただいたので、それを使ってはちみつレモンケーキを作りました。
スタッフがあらかじめはちみつ入りのレモンマーマレードを作っておいたものをケーキの生地に混ぜて焼きました。ピサ窯で焼くと底が焦げてしまいました。170~180度でじっくり焼いたにもかかわらず。はちみつが入っていたので焦げやすかったのでしょうか?